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ボヤボヤにならない!一眼レフで月を綺麗に撮影する方法

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満月や三日月を見かけると、ついつい撮影したくなりますよね。しかし、オートで撮影するとボヤボヤの月が...。そんな経験をした方も多いと思います。

そこで、今回は月の撮影方法を紹介します。

準備するもの

望遠レンズ:付属の標準レンズでは撮影が難しいです。最低でも200mm以上の望遠レンズを使用しましょう。これでも実際の撮影では、かなり小さく映ります。

三脚:月を綺麗に撮影するときには、三脚でカメラを固定して手ブレを防止しましょう。(なくても、可能です)

レリーズ:カメラのシャッターを手元で切れるリモコンです。なくても大丈夫ですが、三脚撮影の際には、手ぶれ防止のため重宝されます。持っていない人は是非購入しておきましょう。

Canon リモートスイッチRS-60E3

Canon リモートスイッチRS-60E3

メーカー純正ではない、安価なものもあります。

月を撮影するための設定

撮影モードはマニュアルに切り替えておきます。F値はF8かその前後で固定しましょう。シャッター速度は1/200~1/800くらいが望ましいです。

シャッター速度は満月や三日月によって明るさが違うので、最初は1/200くらいに設定しておいて、白飛びするようであれば少しずつ上げていきましょう。

ISO感度は、三脚を使用しているので100~200にします。ホワイトバランスはオートでも良いですが、太陽光モードに変更すると赤みがかった良く写真で見る太陽になります。

250mmの望遠レンズで撮影

満月を撮影した際のベストショットです。F値は9、シャッター速度は1/200、ISO感度は100です。

しかし、よく見るとかなり小さいです。実際のところ、250mmではこれが限界で画面いっぱいに撮影するためには、これ以上の望遠レンズが必要になってきます。

これでは微妙なので拡大して切り取ってあげると丁度よくなります。

月だけじゃなくてもいい

あまり目立たない構図ですが、月以外に何か入れ込むのもよいです。また下記の写真のように時間帯を変えて撮影するのも良いかもしれません。この時間帯はサクッと撮影できます。

夜に手持ちで撮影したい時には、ISO感度を上げて撮影してみるとうまく撮影することができると思います。

まとめ

どのような条件でうまく月が撮影できるのか分かると、月の写真を撮影するのがすごく楽しくなります。是非、外に出て月を撮影してみましょう。