玉ボケを使って、夜景やイルミネーションを幻想的に撮影しよう
イルミネーション撮影というと、標準のズームレンズや広角レンズで以下のような画像を撮影しがちですよね。これでも十分綺麗ですが、もう少し撮影のバリエーションを増やして素敵な写真を撮影してみましょう。
手持ちで夜景撮影するには?
上記の写真のような場合は、1/13~1/80ぐらいで手ぶれせずに撮影することができます。
どうしても、シャッタースピードを上げるとイルミネーションが貧相な感じになってしまう場合は、露出補正をしておきましょう。
今回はボケを使って幻想的な写真を撮影するので、F値を小さくします。今回の写真はF1.8及び2.8の単焦点レンズを使っています。
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM
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Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
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ISO感度はオートに設定しておきましょう。
カメラによっては6400や3200になったりしますが、あまりにもノイズが乗ってしまう場合は800~1600くらいまでに固定してみましょう。
手前にピントを合わせる
手前の電球にピントを合わせて、後ろにボケを作ります。イルミネーションの光以外にお店の光なども入れるとより雰囲気が出ます。
いわゆる玉ボケというやつですね。
レンズのオートフォーカスをオフにして、マニュアルフォーカスにしてみましょう。ピントリングを回して良い感じのボケができたら、シャッターを切ってみましょう。
あまりやりすぎると、明るすぎて白飛びしてしますのでほどほどにしておきましょう。
原型は留めていませんが、こんな感じで幻想的な写真も撮影できます。
人を入れ込む
イルミネーションというと、幻想的に撮ろうとして人を排除しがちですが、人を敢えて入れてあげるとより雰囲気がでます。
特にカップルを入れるとすごく良い雰囲気がでます。
あまり人を強調するのではなく、影になるもしくはピントを合わせないくらいが丁度よいです。
イルミネーションを主題にしない
イルミネーションを撮るのはもちろんいいのですが、イルミネーションを主題にしていると、ありがちな写真になってしまいます。ですので、あえて違うものを主題にしてみましょう。
下記の写真は、イルミネーションではなく花壇に生けてあった花を主題にして撮影してみました。これだけで、ずいぶんとイルミネーションの印象も変わって、オリジナリティのある写真になります。
まとめ
今回はイルミネーションをメインにしましたが、スナップ写真でもこのテクニックを使うと素敵な写真を撮影できます。
レンズはどのレンズでもいいですが、最初に紹介した明るい単焦点レンズなどがあると良くボケた写真が撮れます。